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  • 執筆者の写真shibuya

第9回新人シナリオ発掘プロジェクト 最優秀賞 「ボックス・オブ・チョコレイト」戯曲公開

更新日:5月29日

2023年に開催された短編戯曲コンテスト「第9回新人シナリオ発掘プロジェクト」で最優秀賞を受賞し、舞台化された「ボックス・オブ・チョコレイト」の戯曲を公開します。


このコンテストは、新人の脚本家の作品を舞台化する目的で開催されたもので、毎回お題が与えられるのですが、第9回のお題は「楽屋」でした。


私は、ストリッパーの楽屋を舞台に作品を書きました。



ボックス・オブ・チョコレイト


ストリップをテーマにシナリオを書いた理由


私がストリップという題材を選んだ理由は、名物書店員で作家もされている新井見枝香さんがストリッパーになったと聞き、友人とともにショーを観に行くことになったのがきっかけです。新井さんが出演されるシアター上野という劇場では、同日、ザ・ノンフィクションで日本最高齢のストリッパーとして特集された星愛美さんも出演されると聞き、ノンフィク・ファンとしても楽しみにしていました。


ザ・ノンフィクションでは、ストリップが高齢男性だけの娯楽だったのは過去のことで現在は女性もたくさん観にきていると言っていたので、「なるほど」と思っていたのですが、


実際行ったら、全員高齢男性で、女性は私と友人だけでした。


騙された……と一瞬動揺したのですが、常連さんと思わしきお客さんたちは皆優しく、私たちに一番見やすい特等席を譲ってくれました。


肝心のショーですが……とにかく凄かったです。

あまりのパワーとホスピタリティに、その日の夜、うなされました。

星さんがダンスの際に使っていた曲(鈴木聖美の「TAXI」)が妙に耳に残り……気がついたらカラオケで歌ってました。


このような忘れられない体験を、作品に昇華したい、と考えて書いたのが「ボックス・オブ・チョコレイト」です。プロットもたてずに、二時間くらいで書いたことを覚えています。



本シナリオは2024年の1月の舞台化に際して、尺が足りないということで少し書き足したのですが、ここでは、応募した際の短いバージョンを載せておきます。15分程度の作品です。



 

第9回新人シナリオ発掘プロジェクト 最優秀賞 「ボックス・オブ・チョコレイト」

 


作:渋谷七味


 

【登場人物】

 

鈴音(すずね)(28)………………元アイドル。

 

月子(つきこ)(72)………………日本最高齢のストリッパー。

 

ひなみ(24)………………ストリッパー。元美容師。

 

百代(ももよ)(35)………………ストリッパー。読書家。

 

高橋(33)………………ストリップ劇場『ハイドアウト上野』店長

 


 「ボックス・オブ・チョコレイト」シナリオ・ダウンロードはこちら

ボックス・オブ・チョコレイト
.pdf
ダウンロード:PDF • 163KB

 

「新人シナリオ発掘プロジェクト 」は新人脚本家・劇作家におススメのコンペ

 


「新人シナリオ発掘プロジェクト」は、受賞作がすべて舞台化されるため、舞台化を目指す新人脚本家・劇作家にぜひお勧めしたいと思います。


文化芸術支援センターが主催しているコンペですので、ご興味ある方は、ホームページを随時チェックいただければと思います。


実際に自分の書いたシナリオが舞台になる経験は初めてだったので、とても貴重な機会となりましたし、次回作への課題も見えてきました。



速水真澄さまも観劇に来てくださり、嬉しかったです。



速水真澄の紫のバラ



 


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